トラウマというと、自分には全く関係のない事だと思って人がいるようですが、意外と誰にも少なからずトラウマはあるようで、それが気にならない程度のものだからわからないだけのようです。トラウマは、自分は気づかなくても知らず知らずの間に、そのトラウマを避けるようになっていたり、具合が悪くなる原因がトラウマによるものだと理解していなかったりする人もいるようです。

トラウマとなる大きな原因というのは、人生において自分が想定していないレベルのショックな出来事などがおこることによります。それは人それぞれ感じ方が違いますので、同じショックな出来事が起きてもトラウマにならないという人もいます。その原因を細かく分けると、子供の頃の心が成長しきってないころに受けるショックが大きいようです。

それは小さい頃のいじめ、虐待、家族の自殺などや、10代になると人間関係、恋愛関係などもその状況によってはトラウマになる場合もあるようです。不慮の事故、災害なども子供の心には大きな傷跡を残すようで、先の東日本大震災では津波で家も流され、家族も失ったところを目の当たりにした子供達はかなりのショックを受けたと思われ、今は出てこなくても、後々トラウマとなってしまう可能性もありますので、災害復旧とともにそちらのケアも大切になっていきます。

トラウマの症状としては、ショックを受けた光景がある時突然フラッシュバックしたり、昼間は何とも思っていなくても、寝ている時に夢に出てきたりもします。また人に受けた酷い仕打ちにより、人間不信に陥ったり、性格が歪んでしまったりというのもトラウマが原因と言えます。

また、それらのトラウマの症状が悪化していくと、うつ病になったり、悪夢を見るため不眠症になったり、幼いころ受けた虐待により解離性同一障害という俗に言う二重人格となってしまう人もいるようです。また、同じような状況に陥ると何をしたらいいか分からなくなるパニック障害になる人もいるようです。

これらのトラウマを改善するのは並大抵のことではなく、まわりの人たちの協力も必要で、カウンセリングや心療内科を受診するという方法もあります。

もしまわりにそういった人がいる人は、トラウマについてよく理解し、手助けしてあげるといいでしょう。