トラウマが引き起こす病気

うつ病

様々なトラウマの症状が悪化してくると、うつ病、または躁鬱病(そううつ病)になってしまったりする場合もあります。うつ病というのは、気分が落ち込み、何も手につかず、何もしたくない状態になり引きこもってしまったりする症状となります。またちょっとしたことでもネガティブに考えるようになり、悪い方悪い方へと気分をさらに落としてしまっていくのです。それが酷くなると自傷行為や自殺をしてしまう人もいるようです。躁鬱病とは、「うつ」の状態の時と、その反対に以上にテンションが上がり、気分が急に上がってしまった「躁(そう)」の状態が繰り返し起こるという症状になります。躁鬱病は気分の上下動が極端すぎるため、周りにいる人達に迷惑をかけてしまうというところがあります。

このうつ病とトラウマはとても密接な関係があり、幼いころに受けた虐待やいじめなどが知らず知らずにトラウマとなり心の奥底に残っていて、ある時に突然うつ病になってしまうという事があるようです。虐待やいじめにあった人というのは、自分は社会に必要のない人間だ、誰も自分の事を認めてくれない、自分はダメ人間だというイメージを植え付けてしまうのです。そのため、成人してから、ちょっとのけ者にされたり、リストラ、クビになったりして自分がダメな人間で必要のない人間だと感じることがあったりすると、それがはずみでうつ病や躁鬱病になってしまったりするようです。

うつ病、躁鬱病はなかなか一人で解決するのは難しいですので、心療内科やカウンセリングを受ける必要がある人もいます。また、周りの人も発言に気をつけながらサポートしていく事も大切です。