トラウマの基礎知識

トラウマとは

人間という生き物は、過去に起こったことを記憶して、それを経験として生活をしていくものです。そのため、自分の精神の中で耐えられない出来事、嫌な事、想像できない事が発生してしまった時もそれを頭の中で記憶してしまいます。そういった嫌な出来事、二度と味わいたくない経験がその後の生活に意識的、無意識的に避けたり、時には悩んで眠れなくなったり、酷くなるとうつ病や二重人格などの病気を引き起こしてしまう事もあります。こういったことをトラウマと呼んでいます。

トラウマは、自分自身で気づかない人もいるようですが、知らず知らずのうちにその事を避けてしまったり、夢に出てきたりと、何かしらのトラウマは誰でも持っているとも言われています。トラウマを克服する事は場合によってはなかなか難しいものがありますが、様々な努力により乗り越える事も出来ます。そのためには本人だけでなく周りの人の理解も必要となる場合もあります。

また、トラウマは幼いころに起こった出来事が、もっとも残りやすく、先に発生した東日本大震災で被災した人たちも大きなトラウマとなっている人もいるようです。この未曽有の大震災の爪痕を子供の目に焼き付けておかせようと、津波被害にあった地域に連れて行くという人もいるようですが、子供によっては震災の被害を受けなくても、その地域をみるだけでそれがトラウマになってしまう可能性もありますので、子供に見せるべきか否かは難しいところであると言われています。

同じ衝撃的な事がであっても人によって感じ方が違いますので、それがトラウマにならない人もいれば、ちょっとした事でもトラウマとなり、長い間苦しんでしまう事もあります。ですので、できるだけそういった事柄は無理に経験しない方が望ましいようです。