トラウマの症状

フラッシュバックする

フラッシュバックとは、トラウマとなってしまったことが何らかの拍子に同じ光景を思い出してしまうという現象です。そういったフラッシュバックがおこることで、またその時のつらい記憶がよみがえってきたりするのです。フラッシュバックは様々なトラウマの症状としてあらわれてきます。

例えば、大地震を経験してそれがトラウマになった人は、震度1程度の揺れにも過敏に反応して、そのころの怖かった経験や電気や水道も使えない生活、避難所生活をしていた辛い時のことが浮かんできたりするのです。また、通り魔事件に遭遇した、レイプされたなどという人は、知らない人が近寄ってきただけでその光景がフラッシュバックしてきたりもするのです。

身近に起こるトラウマのフラッシュバックとすると、小さいころにいじめに遭い、デブ・ブスなどとなじられてきた人は、大人になってから会話の中でそういった単語ができてきただけでフラッシュバックがおこったりもするのです。また、信じていた友人に裏切られたトラウマのある人は、友人がコソコソ話をしていることを見るだけで自分が裏切られた事を思い出したりします。恋愛においても、喫茶店などで別れを切り出されたという経験がある人は、同じような喫茶店で真剣な話をされるとフラッシュバックが起こり、それを避けるようにわざとふざけたりする人もいるようです。

こういったフラッシュバックは過去の苦い経験として頭の中に残ってしまっていますので、そう簡単に解消されるものではありません。それを解消するためには同じ光景において楽しい記憶を残すということが一番とも言われています。