トラウマの症状

その夢をみる

トラウマの症状として、そのトラウマとなっている事柄の夢を見るという事があります。

たとえば、東日本大震災において津波で家や人が飲みこまれていく様子を見てしまったという人は、その光景が同じように夢に出てきてしまいうなされてしまうということがあります。また気持ちの上では前向きになっていたとしても、無意識にその光景が浮かびあがり夢に出てくるという事もあります。

そういった同じ光景の夢を見てしまうという人は、それだけでその頃の気持ちを思い出し、不安になったり、眠れなくなったりすることがあるようです。

また、恋愛においてのトラブルがトラウマになってしまった人は、たとえ新しい恋人ができたとしても、その恋人にも振られてしまう夢を見たり、家族の誰かが事故や自殺で亡くなってしまったことがトラウマになっている人は、それ以外の家族や大切な人も亡くなってしまう夢を見てしまったりと、経験したことが元になりそれ以上の事がおこる夢を見てしまう人もいるようです。

トラウマが夢に出てくるという場合には、潜在意識の中で起こるものなので、表向きは全然気にしていなくても夢で悩まされてしまうので、なかなか簡単には解消することができないようです。また、夢を見なくなったとしても、数年後に再びその夢を見るという事もあり、それで憂鬱な気分になる人も多くいるようです。

自分ではトラウマと認識していなくても、何度も繰り返しその夢を見る場合には、そのことも知らず知らずのうちにトラウマとなっているのだということがわかります。自分自身でそれについて気にしていないのであれば、そのトラウマを解消する方法を講じてみるのもいいかもしれません。

いづれにせよ、夢に関してはメカニズムがはっきりと解明されていませんので、これが今後おこりうる未来への警告となっているという考え方もあれば、戒めとして心に残しておくべき事のため夢として現れるのだという説もあるようです。