トラウマの症状

感情がなくなる

トラウマの症状として、そういった光景がフラッシュバックしたり同じような体験をすると精神的におかしくなってパニックに陥ったり、発狂してしまったりするというのはよく言われる事です。ですが、トラウマの症状には、その反対に感情がなくなってしまうということもあるのです。

一見、感情がなくなるという事は感情の起伏が激しい症状よりも軽度の症状と思われがちですが、意外とこの症状は重症とも言えます。自分に対しても無感動・無感情になるだけでなく、他人に対しても関心がなくなったり感覚がマヒしてしまうのです。

そういった症状が起こりやすい性格として、がんばってトラウマを解消しよう、無理に忘れようと努力してしまう人がこういった症状になりやすいと言われています。辛いことが続いても、明るくふるまっていたり、精神的に落ち込むことがあっても涙を流さないでいたりということが続いてしまうと、悲しい事があっても涙を流せない、嬉しくても喜ぶことができないという感情がなくなってしまうのです。

こういった症状がある人は、辛いことがあっても誰にも相談せず、周りの人達も悩んでいるという事が分かりにくいですので気がつかずサポートしてあげる事もできないのです。そのため一人で悩みを抱え込み、それが進んでくるとうつ病になってしまったり、自殺をしてしまったりする事もあるようです。

感情の起伏が激しい人も厄介ではあるのですが、感情がないというのも周囲から冷たい視線を浴びせられかねませんし、心を許しあえるパートナーもなかなか見つからないのです。自分がそういった性格だという人は、自分一人で悩まずに時には誰かに頼るということも大切です。